昨日ソール・ライター展へ行ってきました。前回の投稿で『期間が4月7日(土)から5月20日(日)と短いので、もし興味のある方は早めに行くことをおすすめします。』と書いておきながら、自身の都合がつかず昨日になってしまいました。それともう一つ、昨日行ったのには理由があり、僕が昔渋谷で見た映画が特別上映されるとHPにあったので、それ目当てに行ってきました。4/29(日)にも特別上映があったのですが、その日は会社の懇親会(日帰りバス旅行)に参加のため行けず・・。
昨日は朝から天気がよかったので、溜まっていた洗濯をして、ついでに布団も干して時計を見ると10時過ぎ。いい頃合いと家を出て美術館に向かいました。初めて伊丹市立美術館に入りましたが「えっ?!そんなにソール・ライターって人気なの?!」というくらい人がて、僕以外にも特別上映目当ての人が多く集まったようです。僕の数人前で特別上映の整理券配布は終了。こんな事なら洗濯せずに早く家を出て並べばよかったー!!
展示は2階からですが、かなり人が多かったので、1階の柿衛文庫を見ることに。俳諧?句?よくわからない世界ですが、300年以上昔に書かれた書が僕のすぐ目の前にあるというのが不思議な気持ちになります。中には「これどうやって読むの??」というくらい崩した文字が並んだ物があり、300年前の人もこれをちゃんと読めたのか?という事が気になりました。
ソール・ライターの展示は3部構成になっており(①ソール・ライターの生い立ちと商業写真、モノクロスナップ ②カラー写真 ③絵画)写真は2階に、絵画は地階に展示されていました。個人的には写真よりも絵画の方が面白かったです。もちろん写真もよかったですよ!絵画は何を描いているのか全くわからない抽象画ばかりですが、淡い色合い、重なった色をじっと見ていると、朝焼けの山、日暮れの里、野菜畑の向こうに山と雲・・・僕の中に不思議とインスピレーションが次々と浮かんできました。スケッチブック(手帳というのが正しいかな)の表面までペイントされた展示を見て「表面にまで描くってそんなのアリ!?ww」と思わず笑ってしまったり。写真以上にソール・ライターの人柄が伝わってくるような絵画の方が僕は好きですね。もし、彼の絵画をメインにした展示があればぜひ行きたいです。と、まさかまさかな結果に僕自身が一番驚いています(笑)